オレは摂取すが、広く皆さまに愛されている理由。その一つは、やはりネーミングにあると思っています。まず、インパクトが抜群で気に入っています。覚えてもらいやすいですし、「あの変わった名前のジェルでしょ?」から会話が始まることも多い。
でも、海外展開を考えた時に現実を突きつけられました。
ベトナムの方々に「オレは摂取す」と言っても、まず発音できない。意味も伝わらない。当たり前です。日本語のダジャレですから。
じゃあ海外向けにまったく別のブランド名にするか? それも違うと思いました。
「オレは摂取す」の”オレは”には、自分自身の身体に向き合う、自分で選んで摂るという意志が込められています。その想いは国境を越えても変わりません。
そこで「OREHA」と名付けました。日本語の響きを残しながら、世界のどこでも呼んでいただける名前です。
ベトナム政府が「OREHA」を選んでくれた
2025年10月、大きな転機がありました。
ベトナムスポーツ文化観光省スポーツ局の公式サプライヤーに、「オレは摂取す」が正式採用されたのです。全てのスポーツのベトナム代表選手が活用する。国家レベルのスポーツプログラムで、静岡の中小企業の製品が選ばれました。
正直、最初に話をいただいた時は信じられませんでした。
選定の決め手になったのは、天然マグロ皮由来コラーゲンペプチドをはじめとする成分の科学的根拠、そして東洋大学陸上競技部長距離部門をはじめとする国内トップアスリートでの実績。加えて、「美味しいから続けられる」という味へのこだわりも評価していただきました。
アスリートファーストで開発を続けてきたことが、国境を越えて認められた瞬間でした。
焼津の水産会社が、なぜここまで来られたのか
振り返ると、不思議な道のりです。
代々約500年、魚をなりわいにしてきた水産会社が、なぜアスリート向けのゼリー飲料を作り、なぜベトナム政府と契約を結ぶことになったのか。
原点は、自社の強みであるマグロコラーゲンでした。
焼津港で水揚げされた天然マグロの皮からコラーゲンを抽出する技術です。そして静岡県立大学との共同研究で、この良質なコラーゲンに、筋タンパク合成を促進する分岐鎖アミノ酸が豊富に含まれていることがわかった。この発見が全ての始まりです。
そこからサッカーJ2の藤枝MYFCと共同で試作を重ね、味の調整だけで1年以上。選手たちからの辛辣なダメ出しを何度ももらいながら、ようやく美味しくて、実感をいただける製品に仕上がりました。
そして多くのアスリートや、選手の皆さんから、パフォーマンスが改善したという声をいただき今に至ります。研究と現場の声の両方が、この製品の価値を証明してくれました。
世界のOREHAブランドへ
ベトナムでは「OREHA」の名前で事業を展開しています。
でも、これはゴールではなくスタートです。
いつか世界中のアスリートがOREHAを手に取る日が来ること。オレは摂取すが、OREHAとして世界のスポーツシーンに定着すること。それが私の夢です。
焼津の水産会社から始まった挑戦は、まだ始まったばかりです。






