先日、トレイルランニングのポッドキャスト「TRAIL HEAD」#26 に出演しました。

TRAIL HEAD #26を聴く

ホストは、伊豆トレイルジャーニー(ITJ)をつくってきた”ちばちゃん”と、香港出身のマルコさん。番組では「オレは摂取す」が生まれた経緯から、トレイルランニングとの出会い、これから実現したいことまで、1時間を超えてじっくり話しています。

TRAIL HEADは、ゲストが走り始めた原点をたどる番組です。

ただ、私はトレイルランナーではありません。それでも、私にとってITJは「オレは摂取す」の原点なんです。

松崎でつながった一本のご縁

「オレは摂取す」を発売した当初、トレイルランニングについて、私はほとんど知りませんでした。

転機になったのは、商品を試してくださったトレイルランナーの発信です。その感想を見た別のランナーからも「飲んでみたい」と声が届き、少しずつトレイルの世界とつながっていきました。

やがて、親族のご縁から、ちばちゃんを紹介してもらいます。私の家のルーツは、ITJのスタート地点がある松崎町の岩地です。

ちばちゃんから聞いたのは、大会を通じて伊豆を盛り上げたいという思いでした。商品の認知を広げることより先に、「一緒にやりたい」と思ったことを覚えています。

仲間に入れてもらった二日間

初めてITJに協賛したときの光景は、今もはっきり残っています。

ブリーフィング会場に入った瞬間、大会が積み重ねてきた世界観に鳥肌が立ちました。選手、スタッフ、地域の皆さん、スポンサーが、同じ大会をつくる仲間としてそこにいたんです。

私は走ってはいません。それなのに、二日間を終えたときには、ランナーの皆さんと一緒にやり切ったような達成感がありました。

商品を置かせてもらうだけの協賛ではなく、仲間として迎え入れてもらったこと。あの感覚が、いまの「オレは摂取す」と「摂取すファミリー」につながっています。

その翌年、コロナ禍で大会は大きな判断を迫られました。開催を目指すと聞いたとき、私たちも関わり続けることを決めました。

事業も決して余裕のある時期ではありません。それでも、最初の二日間の思い出があったから、ITJと一緒に前へ進みたいと思えたんです。

売る場所から、また会える場所へ

最初のころ、エイドに置いた「オレは摂取す」は、まだ知られていない商品でした。

それでも毎年ITJに関わり続けるうちに、SNSでつながっていたお客さまやサポート選手と、会場で顔を合わせるようになりました。商品を販売するより、皆さんと話しているうちに一日が終わる。ITJは、年に一度また会える場所になっていったんです。

走らない私に、70kmを走る人の気持ちは分かりません。だからこそ、レースの後半で何に困るのか、どんな味なら口にできるのかを聞きました。試作品は実際のレースで使ってもらい、遠慮のない感想をもらう。

「摂取すファミリー」は、お客さまであると同時に、私たちの商品を一緒につくる開発チームでもあります。

番組でこれまでを振り返り、改めて気づいたのは、私たちの歩みはいつもご縁に支えられてきたということでした。商品から始まったつながりが、人と人との関係になり、次の商品や新しい挑戦へ広がっていく。ITJは、そのことを教えてくれた場所でもあります。

松崎に人が集まる拠点を

番組の最後には、ちばちゃんと長く話してきた夢にも触れました。

松崎に、ITJをきっかけに人が集まり、泊まり、交流できる拠点をつくることです。海と山があり、おいしい魚があり、人の温かさがある。大会のときだけではなく、また松崎へ帰ってきたくなる場所をつくりたいと思っています。

すぐに実現できる話ではありません。だからこそ、「OREHAブランド」をもっと成長させ、その力を松崎とITJへ返せる会社になりたい。

私をトレイルの仲間に入れてくれたITJへ。今度は私たちが、次の景色をつくる側として恩返しをしていきます。

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